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エイリアンコヴェナント ネタバレと結末

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エイリアン コヴェナント
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エイリアン コヴェナントが公開(日本公開は2017年9月15日)されました。年齢制限R-15(15歳以上が観ることができる)となっているので、一応ご注意を。
公開日に観てきましたのでネタバレ含む感想を。
ちなみに、はじめて4DXでみてみました(4DXについてはそれほど触れていません)。
画像:映画『エイリアン コヴェナント』カタログより

エイリアン コヴェナントあらすじ

エイリアン コヴェナントのあらすじです。

宇宙移住を実行するために地球を旅立ったコヴェナント号は、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せ、植民地となる惑星を目指していた。
船を管理するのは、最新型アンドロイドのウォルターだ。
ところがアクシデントが発生し、数十人が命を落としてしまう。

乗組員が修復作業を行うなか、謎の電波を受信したコヴェナント号は、航路を変更し電波発生元の惑星に向かう。
小型船でダニエルズ、ウォルターを加えた調査隊が降り立ち探索してみると、その惑星は目的地よりもはるかに地球の環境に似ていた。

やがて調査隊の一人が体調の異変を訴え、小型船の医療スペースに運び込まれる。
激しく身をよじらせるクルーの背中からエイリアンの幼体が出現。
乗組員たちが銃器で応戦したため船は大破してしまう。

もはや絶対絶命の調査隊の前に現れたのは、ウォルターの前世代のアンドロイド、デヴィッドだった。
彼は救世主か、それとも敵なのか。
デヴィッドと行動を共にすることになったダニエルズは、この惑星に隠された恐るべき秘密を知るのだった・・・。

引用:映画『エイリアン:コヴェナント』オフィシャルサイト

監督は『プロメテウス』に引き続き、リドリー・スコット。

主演女優キャサリン・ウォーターストン。

2015年末のリドリースコットのコメントに「全てのエイリアン、卵、フェイスハガー、チェストバスター、そしてビッグボーイと共に映画に戻ってくる。」とインタビューに応えています。
さらに、「エンジニアたちがやってきた惑星を探検し、彼らが作ったクリーチャが進化したものに遭遇するだろう。」ともコメントしています。

ちなみに、前作『プロメテウス』を見ていないと話がわからない点が多いと思いますので、『プロメテウス』を見てからの鑑賞することをおすすめします。
前作『プロメテウス』のアンドロイド デヴィッドがキーになってきます。

エイリアンコヴェナントに関する予告動画

あらすじとあわせてみると、イメージがわきます。
映画をみた感想からも全体の雰囲気は『エイリアン』に近い印象です。

エイリアン コヴェナントに登場するアンドロイド ウォルターの映像

今作『エイリアンコヴェナント』に登場するアンドロイド ウォルターの組み立てからの映像です。こちらは本編映像には含まれていない動画となります。映画を見た方も観てみると良いと思います。

動画の最後にURLがありアクセスすると、英語サイトですがウォルターについての機能がわかる内容となっています。

meetwalter.com

エイリアン コヴェナントの日本語版予告編

日本語版予告編のストーリーに沿った予告動画となっています。

エイリアンコヴェナント海外版予告

海外版の予告編では今回のゼノモーフも確認できます。

最後の晩餐と名付けられたプロローグ動画

本編映像に含まれない貴重なプロローグ映像です。
コヴェナントのクルーがコールドスリープ前夜の映像となっています。

本編をみた人でも一度見てみるといいと思います。

エイリアン コヴェナントはエイリアン5?いいえプロメテウスの続きです。

エイリアン コヴェナントは『エイリアン5』ではなく、『プロメテウス』の続編という位置づけです。いや、続編というとちょっと語弊もあるような、、、ただ、前作プロメテウスを見ていないとコヴェナントの内容は理解しにくいのは確かです。

前作『プロメテウス』について

タイトルこそエイリアンとありませんが内容は間違いなく『エイリアン』シリーズの作品。
前作『プロメテウス』を思い出してみましょう。

科学者エリザベス(ノオミ・ラパス)が、地球上の時代も場所も異なる複数の古代遺跡から共通のサインを発見した。それを知的生命体からの〈招待状〉と分析した彼女は、〈人類の起源〉の真実を探し求め、巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロメテウス号で地球を旅立つ。2年以上の航海を経て未知の惑星にたどり着いたエリザベスや冷徹な女性監督官ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)、精巧なアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)らは、砂漠の大地にそびえ立つ遺跡のような建造物の調査を開始。やがて暗い洞窟を突き進み、遺跡の奥深くに足を踏み入れたエリザベスは、地球上の科学の常識では計り知れない驚愕の真実を目の当たりにするのだった……。

引用:映画『プロメテウス』公式サイト

『人類の起源』と壮大なキャッチと、エイリアンの起源にもつながるストーリーと上映前から話題になりましたが、評価は低かった作品ではあります。

確かに『プロメテウス』については突っ込みどころも多くありました。
主人公の考古学者が、「あなた本当に学者なんですか。」と言いたくなるくらいアグレッシブに活躍します。

日本語吹き替えも酷かった。
吹き替え版も観ましたが、私のみた映画の吹き替えワーストトップ3には確実にはいります。
機会があれば、一度吹き替え版もネタとして観てみるのもいいかもしれません。

エイリアン コヴェナントはエイリアンの時系列ではプロメテウスの10年後の話

エイリアンシリーズは、エイリアンからエイリアン4、プロメテウスと全5作つくられていますが、今作『エイリアンコヴェナント』はプロメテウスの10年後という設定となっています。

エイリアンの時系列

エイリアン時系列
『プロメテウス』2093年に到着、脱出時2094年
『エイリアンコヴェナント』2104年
『エイリアン』2124年
『エイリアン2』2179年
『エイリアン3』2270年
『エイリアン4』2470年

公式に時系列に明言はなく曖昧の状態ではあるようです(今作コヴェナントのパンフレットに記載はされていました)。(いい機会だったので、エイリアンの時系列についてもう少し詳しくまとめてみました。

ちなみに、『エイリアン』の時のリプリーは32歳。
これは公式に2092年1月7日の地球生まれとされているので、プロメテウスの時には生まれていますね。
そのためエイリアンが2124年とすれば、リプリーは32歳となるので、まあこのくらいかなという感じではあります。

また、リドリースコット監督がツイッターに「撮影は終了した。次のフェーズが始まる」と発言しています。この言葉から、プロメテウス第3部の活動に移るという事なのか、エイリアン5へ目を向けるのか気になるところです。

エイリアン コヴェナント公式ポスター

RUNからHIDEとコピーが変わりエイリアンの卵(エイリアンエッグ)のビジュアルとなっています。

エイリアンコヴェナントポスター

引用:New Alien: Covenant poster debuts, New trailer lands tomorrow! – Alien: Covenant Movie News

コヴェナントとプロメテウスの繋ぎの映像があった!プロローグ「The Crossing」

この映像でエリザベスがデヴィッドを修理しているシーン、デヴィッドとエリザベスの関係性が確認できます。これは必見!

2分28秒と短い動画ですが、コヴェナントへの繋ぎとしては十分な内容となっています。

エリザベスに修理してもらうデヴィッドエリザベスに修理してもらうデヴィッド
ここでデヴィッドは「あなたからは同情を感じることができます。他の人からは、もちろんピーター・ウェイランドにはなかったものだ」と感情の揺らぎを表現しています。

エンジニアの宇宙船で協力して作業を行うエリザベスとデヴィッドエンジニアの宇宙船で協力して作業を行うエリザベスとデヴィッド
エリザベスは「どれくらい遠いの?」と聞くと「言い表せないほどに」と返すデヴィッド。

エリザベスの横顔を描くデヴィッドエリザベスの横顔を描くデヴィッド

エンジニアの母星まで冷凍睡眠に入るエリザベスエンジニアの母星まで冷凍睡眠に入るエリザベス
「おやすみ。」とデヴィッドに見守られ、コールドスリープへ入るエリザベス。

この動画は見逃していました。。。
このデヴィッドとエリザベスの関係を見た上でコヴェナントみたらまたちょっと違った感想だったかも。

エイリアンコヴェナント ネタバレありの感想

ここから先は、映画の流れにあわせてばっちりネタバレを含む内容となっています。
そのつもりでお願いします。
画像:全てyoutubeエイリアンコヴェナント予告動画より

始まりは『プロメテウス』以前のウェイランド社の創業者ピーター・ウェイランドとアンドロイド デヴィッド

前作『プロメテウス』のおじいちゃんピーター・ウェイランドが、自社で製造したアンドロイドを起動させるシーン(過去の出来事)から映画は始まります。

エイリアンコヴェナント全ての始まりデヴィッド誕生のシーン

起動したアンドロイドは、ウェイランドに「名前は?」と聞かれ目の前にあるミケランジェロの彫刻から自ら『デヴィッド』と名乗りました。

ウェイランドは「お前の創造主は私だ。」とデヴィッドに伝えるが、デヴィッドは「私の創造主はあなた(ウェイランド)だが、では、あなたの創造主は誰ですか?」と質問します。ウェイランドは、それは難しい問題だが答えを探している(映画『プロメテウス』に続く前フリ)といった話をします。

デヴィッドは「あなたに仕えます。」というが、その表情から自身の存在と人間の存在に違和感を感じ取っている様子が伺えます。

デヴィッド前作のデヴィッドと今作のアンドロイド ウォルターは同じ型のアンドロイドのため見た目が同じ

コヴェナント号、謎の信号を受け取る

今回の舞台となるコヴェナント号のシーンに変わります。
コヴェナント号には、アンドロイドのウォルターが船を管理しながら惑星「オリガエ6」へ向かい航行中でした。

航行するコヴェナント号エイリアンお決まりのカット

ちなみに、コヴェナント号の目的は、冷凍休眠中の2,000人の入植者と1千体以上の人間の胎芽(赤ちゃんのごく初期の姿の呼び名で妊娠9週まで)を抱え、人類の新天地となる惑星「オリガエ6」への入植(人類の新天地)が目的。そのため乗組員も冷凍休眠者もすべて夫婦で構成されています。

航行中、偶然の宇宙爆発に巻き込まれ船体が大きく損傷、搭乗員は強制的にコールドスリープから目覚めます(冷凍休眠の数千人は冷凍中なので目覚めません)。
事故の衝撃でカプセル内で出火があり、主人公ダニエルの旦那は死亡。

その事故処理の船外活動中に、人間が発信していると思われる謎の信号を受信します。

乗組員、全員馬鹿

発信源を調査してみると、当初の目的地「オリガエ6」よりも環境が殖民へ適していることがわかります。
さらに「オリガエ6」への到着は7年。謎の発信源へは2週間で到着できることがわかる。

先の事故で艦長になったオラムは、当初の目的地「オリガエ6」より発信源へ進路を変える。
ここで唯一反対したのが主人公のダニエルズのみ。

ダニエル艦長代理を問い詰めるあっさりダニエルの意見を却下する艦長代理

ダニエルズが「数年の準備とシミュレーションを繰り返しようやくの入植。」と言っているにもかかわらず、こうもあっさり変更してしまうのはさすがにありえないと思う。数千の冷凍休眠中の人々もいるわけで。。。

惑星到着も「え?未知の惑星探索ってこんなに雑なの?」

いくら最新鋭の機材で大気中の成分情報から安全とわかってもヘルメットとっちゃうもんなの?
移動中にタバコ吸ったり、唾はいたり。
環境への影響とか配慮だったりで考慮されていないの?

ヘルメットしないの?マジ?とても未知の惑星に足を踏み入れる雰囲気がないコヴェナントクルー

結果、正体不明のエイリアンウィルス(名称不明)を吸い吸い込み乗員2名が感染します。
しかも、未知の惑星探査に乗員の大半(9名)を一気に行かせるものなのか。

エイリアンの起源はウィルス?

謎の信号を手がかりに、惑星の奥へ(着陸船ランダー・ワンの地点から8キロほど先)進んでいくコヴェナントのクルー。

途中、惑星の調査として2名が川辺に残ります。
クルーの一人が休憩しようと川辺の奥に入っていくと、足元にあるテニスボールくらいの群生した卵のようなものを踏みつけます。

エイリアンウィルス?ヘルメットしていれば大丈夫だったのでは。

割れた卵のようなものからは、肉眼では確認できないほどの小さな黒い粒子のようなものが飛散し、まるで意思があるかのように耳へ侵入していきます。その黒い粒子は耳の奥で定着するように毛細血管から全身にめぐっていきました。

耳から侵入する黒い物体予告動画が公開された時点で、このエイリアンの素?の演出はちょっと冷めました

映画『プロメテウス』の最初のシーンで、エンジニアが取り込んだ黒い物体に侵され体が崩れていくような事はないです。

感染したクルーが変調をきたし、もう一人と着陸船へ戻ります。
すぐに医療ベイへ隔離されるが背中からエイリアンの幼生ネオモーフが出現(幼生は『エイリアン』のチェストバスターではなく、『エイリアン3』のドックバスタ-のように小型のエイリアンといった感じ)。

前作主人公のエリザベス・ショウの行方

謎の信号を追うため別行動をとった他のコヴェナントのクルー7名は森の奥にすすみ、エンジニアの宇宙船を見つけます。
これは、前作『プロメテウス』でエリザベス・ショウとデヴィッドが脱出に使った宇宙船でした。

プロメテウスの宇宙船やはりこの宇宙船が登場するとワクワクします

船内にはエリザベス・ショウの痕跡があるが姿は無かった。

エリザベスのキーカード?エリザベスの痕跡を見つけるダニエルズ

船内を進むと『プロメテウス』の演出にもあった粒子のようなホログラムで、エリザベス・ショウが「カントリーロード」を歌っている映像が再生されます。

エリザベスのホログラムカントリーロードを歌いながら機器を操作するエリザベスのホログラム

謎の信号の正体はこのエリザベスの音声だったわけです。
そんな中、この別部隊の一人も黒い細菌に鼻腔から侵入され急遽着陸船へ戻ります。

だからヘルメットくらい被っておけばとあれほど。。。

着陸船爆発炎上(お約束)

着陸船で生まれたネオモーフは、一緒に隔離されてしまったクルーも襲いドアのガラスを破り着陸船の留守番をしていた他のクルーにも襲い掛かります。

襲われたクルーは武器庫からショットガンを手に着陸船内で乱射!乱射!乱射!
見事に弾が予備燃料タンクに当たり、着陸船ごと炎上大爆発!

着陸船爆発!そんなところで火器使ったらそうなっちゃうよね!

やっぱりこのコヴェナントクルーは馬鹿だった。

エイリアンコヴェナントの主人公デヴィッド登場

別部隊が着陸船へ戻ったまさにその瞬間、着陸船は大爆発を起こします。
悪いことは重なるもので、もう一人のクルーの喉下から新たなネオモーフが誕生します。
着陸船のネオモーフとあわせて2匹となったネオモーフに襲撃され、どんどんやられていくクルーたち。この時、アンドロイドのウォルターもダニエルズをかばい片手を失います。

生存者5名と絶対絶命となったコヴェナントのクルーたち。

そこへ現れたのは、強烈な閃光弾でネオモーフを追い払った前作『プロメテウス』で頭部だけになったはずのアンドロイド デヴィッドでした。

デヴィッド登場「フォースとともに」と言い出しそうなシルエット

エンジニアの惑星はなぜ死の惑星になったのか

デヴィッドはコヴェナント号のクルーを隠れ家に案内します。

エンジニアの屍累々死の惑星を象徴するシーン

そこで、自分とエリザベスがプロメテウス号から今に至るまで経緯を話ます。(後にその内容が嘘とわかります。)
デヴィッドから建物が安全と聞いたクルーたちは、ここを拠点としてコヴェナントの宇宙船本体へ救助信号を送り続けます。

衛星上に留まっているコヴェナント号は、電磁嵐の影響で探査部隊からの連絡が途絶えてヤキモキ。
「無線が繋がらないからもっと地表に近づけろ!」と無茶をいう責任者。
しかし、マザー(コヴェナントのメインコンピューター)は「80kmを越えると船体に致命的な損傷を受ける可能性があるからダメ。」と言います。まあ当然ですね。

そこで副艦長の承認が必要となるのですが、本来なら絶対ダメでしょって状況なはずなのに「マザー、許可して!」みたいな。
結局、マザーの警告を無視するかたちでギリギリまでコヴェナント号を降下させます。
やはり馬鹿でした。

デヴィッド真の目的

救助を待つ間、一人調査隊から離れて水場で身体を洗い始めるという死亡フラグを立てるクルー。
そこへ背後から人型の姿まで急成長したネオモーフ(白色)が現れ襲いかかる。

クルーが戻らないことを不審に思い艦長はライフルを手に水場へ向かうが、食いちぎられた死体とネオモーフの成長を喜ぶデヴィッドの姿があった。
すべては彼の罠だったと察したオラムは、ライフルでネオモーフを射殺しデヴィッドに銃口を向ける。
この時、デヴィッドは「なんで殺した。」と感情的な面が表れ、さらにエイリアンは生命体に対してのみ攻撃的になると言います。

そして、デヴィッドはプロメテウス号からの脱出からの真相を話しだします。
このエンジニアの惑星で起こった真相はこうだった。

エンジニアの母艦を使い、このエンジニアの星へとたどり着いたデヴィッドとエリザベス(この時点でエリザベスの生存は不明)。

エンジニアの惑星に到着するデヴィッド『プロメテウス』からの繋ぎとなるシーン

そこで帰還を迎えるように集まるエンジニアたちの頭上から、エイリアンの素となる黒い液状の筒を全て投下。
大気中で飛散した液体は、次々にエンジニアたちを飲み込み瞬く間に全滅させた。

エイリアン爆弾投下デヴィッドによるエイリアン爆弾投下

逃げ惑うエンジニアたち生き物のようにエンジニアへ襲い掛かる黒い霧

その後、死の惑星となった地でエンジニアの建築物跡に研究施設を作り、黒い液体をベースに遺伝子操作を繰り返し「完璧な生命体」創造しようとしていた。最終的にはエリザベス・ショウの身体を宿主としてエイリアン(ゼノモーフ)を創造。そして、次の検体を探すように信号を流していた。

真相を知った艦長だが、こりもせずデヴィッドの話のままに地下に収められているエイリアンエッグとご対面。
「大丈夫、大丈夫。見ても大丈夫。大丈夫。ほんと大丈夫。」とあっさりデヴィッド口車にのり、フェイスハガーに取り付かれ宿主とされます。

ダチョウ倶楽部かよ!デヴィッド「大丈夫、大丈夫。覗いてごらん。」艦長「そう?どれどれ・・・」フェイスハガー「こんにちは!」

そして、皆さんご存知の『エイリアン』形態となったゼノモーフが誕生します。そして生まれたエイリアンを愛おしそうに眺めるデヴィッド。

このとき誕生したゼノモーフ、『エイリアン』のようなミミズ状態ではなく、本当にちっこいエイリアンです。バンザイしたり、ちょっとかわいいくらい。

惑星からの脱出

残りのクルーが新たに誕生したゼノモーフに襲われたり、デヴィッドVSウォルターというターミネーターのような戦いが繰り広げられる中、新たな着陸船が到着。

デヴィッドを倒したウォルターと、ダニエルズ、ロープが無事着陸船へ搭乗。
そこへゼノモーフが追いかけてきたため、ダニエルズと着陸船の上で戦闘が行われます(予告動画にもあるシーンですね)。

エイリアンまさにエイリアン!

とはいえ、なんやかんや着陸船に乗り込んだメンバーはゼノモーフを振り落とし、無事コヴェナント号本艦へ戻ります。

コヴェナント号での最終決戦

無事、コヴェナント号へ帰還し一息つけたクルーたち。
仮眠するダニエルズ。
しかし、そこにマザーからのアラートが発生し医務室へ急行するダニエルズたち。

医務室には惑星でフェイスハガーに襲われたクルーが死んでいました。
どうやらすでに卵を産み付けられており、ゼノモーフが誕生したようです。

シャワールームでニャンニャンしているクルー2名を襲い、まだ船内に潜んでいました。

SF・ホラーの死亡フラグの代表

ダニエルズたちは、管制室から位置情報がわかるウォルターと連携し『エイリアン3』のように通路ごとの扉を閉めエイリアンをテラフォーミング・ベイ(機材の搬入口?)に誘い出します。
ここでは『エイリアン3』のように、エイリアン側の視点がありますが、唐突で不要なシーンだと思います。

テラフォーミング・ベイへの誘導に成功したダニエルズたちは、惑星開拓用の重機ごとエイリアンを宇宙空間へ放り出すことに成功します。

今回の最終兵器重機コヴェナント最終兵器は重機でした

エイリアンコヴェナントの結末

全てが終わり、ただの骨折り損のくたびれもうけとなったコヴェナントクルー。
ここでようやく当初の惑星植民地化計画を続行するため、ダニエルズとテネシーは最終目的地となるオリガエ6を目指して再び冷凍休眠に戻ります。

最後に休眠カプセルに入り横になるダニエルズは、コールドスリープ中の管理者となるウォルターに以前話した「入植地で家を建てるのを手伝ってくれるか?」と話をするが、ウォルターはその会話を認識できませんでした。その瞬間、ダニエルズは気づいたのです。

「こいつ、デイヴィッドや!」

そのことに気付いたダニエルズは悲鳴を上げ暴れだしますが、そのまま強制的にデヴィッドに休眠処置させられてしまう。

こうしてめでたくコヴェナント号を支配したデヴィッド。
体内に隠していたフェイスハガーの胚が入った容器をピッコロ大魔王のごとく口から2つ取り出し、人間の胎芽が冷凍保管されているキャビネットにしまいます。

新天地への到着を待つ入植者たちが冷凍休眠中の船内で、デヴィッドの新しい計画が始まった。
といったところでエンドロールとなります。

エイリアンコヴェナント ネタバレと考察

エイリアン コヴェナントどんなシーンで終わるの?

最後はウォルターを装ったデヴィッドがダニエルズたちを冷凍休眠させ、コヴェナント号を乗っ取る形で終わります。デヴィッドが当初の目的地へ向かうのかは分かりませんが、まあバッドエンドでしょう。

よくあるスタッフロール後にある次回作への伏線のようなシーンはなく、そのままスタッフロールが流れて終了です。

エイリアンの生みの親は?

生みの親はエンジニア(今作でも明言されていませんが)という点は変わりないでしょう。
ただエンジニアたちが何のために、このエイリアンの素ともいえる黒い物質を生み出したかコヴェナントでも明言されていません。

エイリアン誕生の秘密

そのエイリアンの素をベースに、デヴィッドがエイリアンの交配(クリエイト)を繰り返し、最終的にコヴェナントのクルー(艦長)にフェイスハガーを寄生させ『エイリアン』に続くエイリアン成体が誕生します。

前作プロメテウスの主人公エリザベス·ショウはどうなったの?

デヴィッドにエイリアンの献体として殺されました。
作中では中身はないとはいえ墓標まで作り献花も行っているあたりから、惨殺したのではなくコールドスリープのような状態で実験体としてそれほど苦痛もなく殺された(憶測)のかなという印象。

その後、解剖された様子がデヴィッドの部屋で見つかります。
なかなかグロです。

エンジニアの母星だったのか

コヴェナントの話というよりプロメテウスの話かもしれませんが、今回の舞台となった惑星は本当にエンジニアの母星だったのか?
デヴィッドがエイリアンの素を投下するシーンで、都市?の全貌が確認できますが、それほどの規模があるようには感じられませんでした(せいぜい大都市の中心部程度の印象)。

惑星への着陸箇所を探す時も、森や山脈のみで建造物などは確認できません。
今作コヴェナントでもこのことにつて、明言されていません。

エイリアンの最後

エイリアンシリーズの醍醐味でもあるエイリアンの駆除方法。
今回のコヴェナントは『重機で宇宙空間に放り出す』という形で幕引きとなりました。

エイリアンの最後こいつでブスっと刺されて宇宙へポーンと投棄されました。

チェストバスターでないけどなんで?

エイリアンコヴェナントのエイリアンはチェストバスター形態がありません。
宿主を食い破る時は、成体のように手足がある状態で出てきます(『エイリアン3』のドッグバスターの時と同じ)。

なぜ『エイリアン』のようにチェストバスターの形態がないのでしょうか。
これはもう大人の事情で成長過程を描くことができなかったという事でしょうか?
そうとも言えません。

『エイリアン3』に登場するエイリアンもチェストバスター形態がありません。
『エイリアン3』では犬(完全版では牛)に寄生し誕生しますが、最初から4足生えそろっています。
しかし、リプリーに寄生したクィーンエイリアンについてはチェストバスター形態で誕生します。
『エイリアン4』では人間に寄生したフェイスハガーからチェストバスター形態で登場します。

と実は作品によってチェストバスターについては、様々なパターンがあります。

つじつま合わせるために勝手に解釈するなら、

  1. エイリアンに個体差がありそれぞれ形状が違う
  2. エイリアンが寄生した後もまわりの環境にあわせて変態する
  3. そもそも「チェストバスター=ミミズ?蛇?のような状態」ということではなく、突き破ってでてくる状態全てを示す表現
  4. そもそもエイリアンと今回のエイリアンは種類が違う
  5. エイリアンが気を使って尺の長い場合はチェストバスター形態になる

あたりになるかと思います。

後からパンフレット読んでみると、どうやらコヴェナントのエイリアンはゼノモーフとは違う、ネオモーフという別種扱いのようです。『ライフサイクルがゼノモーフより簡略化され、小さな卵状ポッドのかたちで長い年月を不活性なまま過ごせることも含め、生物兵器としての完成度は大きく改良されている。』とのこと。

そうなると『エイリアン』に登場したエイリアンは、どういった系譜で生まれてきたことになるんだ?
そもそも、黒い液体との卵状ポッドの関連性も不明のままだし、整理してみないとよくわからないな。

デヴィッドの目的は何だったのか

同型のアンドロイド ウォルターとのシーンで「キミは自ら作り出す事が出来ない。」というセリフがすべて物語っていると思います。
デヴィッドの部屋にあるデッサンなどから『生み出す、創り出す』ということに強い意志があるように見えます。
これは後述していますが、最後にデヴィッドが選曲する『ワーグナー ヴァルハラ城への神々の入城』にヒントがありました。

しかし、今作のデヴィッドが前作『プロメテウス』のデヴィッドと違った印象をもってしまいます。

前作『プロメテウス』の制作時点で『エイリアン コヴェナント』を意識していたのなら、デヴィッドの描き方も、もう少し違ったのではないかと思います。そのせいで、コヴェナントのデヴィッドを見ていて違和感が生まれてしまったと感じますがどうでしょうか。

追記:コヴェナントを見たうえで見直してみたら、「創造のためには、破壊が必要だ」とかコヴェナントにもそれなりに繋がるように感じられました。補完しながら見ているせいもあるでしょうけども。

デヴィッドVSウォルター 新型が負けるのか?

結末からいくとウォルターが負けてしまうわけですが、いくらウォルターの片腕が機能しなくとも旧型のデヴィッドがウォルターに勝てるものでしょうかね。
しかも、デヴィッドは前作で体全体を失っているわけで、エリザベスに再形成してもらってるんでしょ?(作中に明言はありませんが)

まあ、これはターミネーターのような戦闘マシーン同士の戦いでもないので、状況次第でどっちが勝ってもおかしくないかしら。

デヴィッドって頭だけになってなかったけ?

前作『プロメテウス』のデヴィッドはエンジニアに頭をぶつ切りされ、頭部のみとなった状態でエリザベスとともに惑星を去ります。しかし、コヴェナントに登場するデヴィッドはばっちり全身がある状態で登場します。

ですが、よくよく考えるとエンジニアの宇宙船内でデヴィッドはバラバラになったわけなので、船内は胴体があるわけだ(リュックに体入っていたっけ?)。
見直したら、最後にエリザベスが船内から胴体を外に放り投げて持ち込んでいました。

デヴィッドはエンジニアの言語を理解しているので、エリザベスに指示を出しながら修理してもらうというわけか。技術力の高い(少なくとも人類よりは高いと思われる)エンジニアの宇宙船にはそれなりの設備があるでしょう。

エンジニアの惑星へ到着するまでの間、エリザベスはデヴィッドの頭部をもって、一緒に船内をウロウロした事でしょう。言語を理解できるデヴィッドが、それらの設備を使えた事は想像に難くないでしょう。

デヴィッドはなぜあんなに自我があるのか

デヴィッドは、アンドロイドのプロトタイプのためテスト要素をかなり含んだタイプなのではないでしょうか。創造や探求心、好奇心など持ち合わせていて、ある意味人間に非常に近い。
厳密にどの程度の性能かは言及されていませんが。

その点、ウォルターは人為的にモノを創り出す、創造する機能はプログラムされていない事が作中からもわかります。

ワーグナー「ヴァルハラ城への神々の入城」

デヴィッドの選曲「ワーグナー ヴァルハラ城への神々の入城」です。
この「ヴァルハラ城への神々の入城」がコヴェナントのコンセプトになっています。

これは、オペラ「ラインの黄金」のクライマックスを飾る作品で、『神々は人を作ったが、彼らもまた偽りの神であり、燃え上がる城とともに滅びる運命にある』という物語となっています。
これは、まさにデヴィッドの行動と重なる点でもあります。
『神々(エンジニア)は人を作ったが、彼らもまた偽りの神であり、燃え上がる城(エンジニアの惑星)とともに滅びる運命にある(デヴィッドのエイリアンの素投下による絶滅)』ってことでしょう。

エイリアンコヴェナント4DX上映もあるけどどう?

今回わたしは4DX版をみました。
ただ4DX自体がはじめてなので比較できないのですが、追加の1,200円くらいの価値はあった、かなあ。といった印象です。

演出としては、宇宙船、戦闘時等のシート振動、エイリアン登場などの霧吹き、ウィスキーの香り、エンジニアの宇宙船に入った時の匂い、スクリーン前の煙、大気圏や船内でのフラッシュ、足元ワサワサ、といったところだったでしょうか。
これ、劇場の設備によっても違うのかしら。

ちなみに、私は新宿TOHOで鑑賞した。

エイリアンコヴェナントはR15だけどどんな感じ?

R15が妥当な映像作品かと思います。
エロよりグロ表現の方で規制がかかっています。ゾンビ映画がOKなら大丈夫かと思います。

まあ、デートには向いていない映画ではあります。

エイリアンコヴェナントは『エイリアン』だったのか?

なんだか前作『プロメテウス』にあった『人間を生み出したのは誰か』と言う点はほとんど触れられず、『人間に生み出されたアンドロイド デヴィッド』の話でした。

リドリースコットさん、ストーリーのコアな部分が『ブレードランナー2049』とかぶっていないですか?

私としてはもっとこう、エイリアン無双してほしいところでしたが、どうにもデヴィッド(アンドロイド)を絡めた『創造とは何ぞや』みたいな話がメインとなってしまっている感があり残念でした。
Blu-ray買うけどね!

エイリアンコヴェナントは3部構成と言われているけど結局どうなるの?

リドリースコット監督もエイリアンコヴェナントは3部構成と言ってはいますが、実際どうなんでしょうかね。これって『プロメテウス』を含む3部作ってことかしら?と思っていたけれども、リドリースコット監督が、「エイリアン コヴェナント」を1979年のシリーズ第1作へとつながる3部作の第1章として構想している」と言っているので以下の認識が正しいのかな。

プロメテウス ← エイリアンシリーズの前日譚(エピソード0)
———— ← 越えられない壁
エイリアンプロローグ(全3部構成)
 エイリアン コヴェナント(今回)
 エイリアン コヴェナント2
 エイリアン コヴェナント3
エイリアン(エピソード1)
エイリアン2(エピソード2)
エイリアン3(エピソード3)
エイリアン4(エピソード4)

エイリアンの次回作はコヴェナントの続きか?それともエイリアン5か?

次回作は『Alien:Awakening(直訳で「目覚め」)』は現在執筆中で、14ヶ月以内に撮影に入るとのこと。
また、『エイリアン5』の可能性についてもリドリースコットが発言しています。ひゃっほい!

エイリアンコヴェナント 公式サイト
facebookアイコンからからコヴェナントのfacebookページに行くと情報があります。

エイリアンコヴェナント公式
http://www.foxmovies-jp.com/alien/

twitterからはコヴェナントの新しいエイリアンなど情報いろいろあります。
Alien: Covenant

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